スペインタイルとは

スペインタイルとは、名前の通りスペイン発祥のタイルで、カラフルで装飾性に富んでいるのが魅力です。
その歴史はとても古く、8世紀頃北アフリカのイスラム教徒がスペインに移住してきた時に、さまざまな文化と一緒に入ってきたのがタイルの文化です。
地域によって色や技法に特徴があり、街を彩るだけでなく日常生活の中にごく当り前にタイルが使われ、タイルはスペイン人の生活の一部となっています。

技法

クエルダセカタイル

15世紀にイスラム諸国からスペインに伝わった伝統的な技法で、模様の縁を全て鉛筆やオイルでなぞった後、スポイトで釉薬を流していきます。
スペイン語の「クエルダセカ」とは「乾いた紐」という意味があり、その昔は紐を縁どりに使っていました。

マヨルカタイル

素焼きのタイルに白色の錫系釉薬をかけ、その釉薬が乾いた上に色顔料を使って絵付けしていきます。
14世紀、青1色または緑と黒2色で絵付けされたものが始まりで、現在の様な色とりどりで絵付けされるようになったのは18世紀になってからです。ポルトガルでは「アズレージョ」として良く知られている技法です。

- スペインタイルができるまで -

心を込めて丁寧に手作業で作っています。

カーボン紙を挟んでデザイン画をトレースします。

トレースした線をシャープペンで3回なぞります。

スポイトを使って色づけする液体を流し込みます。

1000度近い高温の窯で焼き上げます。

完成!

ギフトやお祝いにおすすめいたします

工房の職人が心を込めて一点一点丁寧に仕上げ、高温で焼き上げますので、何年経っても色あせないのが魅力です。

ご結婚の記念やウェディングギフトに、また新居の表札や、ご出産のお祝いにもおすすめです。